東京オリンピックが開催されたものの、現在コロナウイルスに感染している感染者の数も日々増えていって、事態は深刻でもあります。
そんな中、オリンピック競技は既に始まっているのでかなりの人手不足になっているようですが、最近はボランティアではなく学生などから五輪バイトを募集しているようなのです。
ですが、その五輪バイトの口コミや裏での実態がヤバいと噂になっています。
そのバイト内容や、裏でどのようなことが起きているのかを詳しく調査し、まとめました!
五輪バイトの募集内容や時給は?
東京オリンピックの開催前に様々な主要関係者の不祥事や過去の不適切発言などが関係して辞任や解任が相次いだり、オリンピック開催中に新型コロナウイルスの感染者が東京都内で1,000人以上出たりと、深刻な状況が続いています。
そういうこともあってか、開催前には約11万人ものボランティアを募集していたものの、そのほとんどが辞退を申し出て現在はかなりの人員不足状態になっています。
そんな中、スタッフ確保のために求人サイトで始まったのが「五輪バイト」の募集です。
拘束時間は現場によって多少変動があるらしいですが、口コミによるととある人の時給と労働時間は、朝7時〜夜11時までの勤務で日給2万6,000円とのことです。
特に大学生などの学生にとっては、日給で3万円弱稼げるというのはけっこうおいしいのではないでしょうか…!
また、バイトの内容も非常に楽なようです。
業務内容は主に競技場に出入りする人々への検温や消毒なのですが、ほとんどの競技が無観客になったので働く時間はほとんどなく「いるだけでいい」みたいな楽な状態のようです。
とある学生は、五輪バイトの内容について以下のようにコメントしていました。
「フルタイムで働く場合は、炎天下も含めて1日16時間、競技場に出入りする人の検温をします。大変に思うかもしれませんが、実は実働時間はその3分の1ほどなんです。出入りする関係者も僅かで、検温する人自体がほとんどいない。無観客が決定してもバイトの人数は変わらなかったので、人余りで30分働いて1時間休憩、なんて持ち場もあるようです。
社員さんが休みを決める場合もあれば、バイトに休憩の取り方を任せてくれる人もいます。僕の場合だと、働いたのは拘束時間の半分くらい(笑)。特にサーモグラフィーで検温するバイトは座っているだけ。暇すぎてバイト中に簿記3級のテキストを読み切ったと自慢している人もいました」
(出典:文春オンライン)
と、業務内容もとても簡単で、ただ座っているだけでいいようなものなので、これだけで3万円近く稼げるなら特に学生さんは喜んでバイトしたくなってしまいますよね…!
五輪バイトはワクチンも受けれてメリットが多い…?!
五輪バイトは業務内容が楽なだけでなく給料も良いということでバイト希望者は急増しているようなのですが、バイト希望者が殺到するのにはまた別の理由もあります。
それは、選手村で働くバイトさんには「関係者枠」ということで、ワクチンを優先的に接種できるというのです…!
現在ワクチン接種自体は始まっているものの、まだほとんどの地域では高齢者の接種が続いていて、若者のワクチン接種はいつになったらできるようになるのか見通しが立っていない場合がほとんどです。
また、社会人のように職域接種も受けれるわけでもありません。
ですがそんな中、関係者枠としてワクチン接種ができるというのはかなり嬉しいですよね。
特に地方から来る人は、接種会場までの往復航空券代やホテル代は派遣会社が負担してくれるし、ワクチンを受けた日は1時間分の時給ももらえるとのこと。
遠方からの人は楽に稼げたりワクチンを受けたり、東京観光もできるし一石三鳥というかなりおいしい思いができるようなのです!
五輪バイト口コミや裏での実態がヤバい…!
このように五輪バイトは楽して稼げるだけでなく、現場によってはワクチンまで受けれるというメリットしかないように思われるのですが、裏ではヤバいことも起きているようです。
遠方に住んでいる人は、持ち場近くのホテルに滞在できるようなのですが、バイトで知り合った男女で集まって「ホテル飲み会」をしたりしているそうなのです。
その中で”ワンナイトラブ”をする人もいるそうなのですが、そんなことをしていたら五輪バイト内でクラスターが起きてもおかしくない状態です。
また、東京オリンピックが開催される前の7月18日に、ウズベキスタン国籍の大学生ダヴロンベク・ラフマトゥッラエフ容疑者(30)が強制性交の疑いで逮捕されたという事件もありましたが、やはりこれも五輪バイトから起こった事件です。
「容疑者は都内のホテルに宿泊しながら、会場内のプレスセンターで食事を提供するアルバイトをしていました。愛知県内の大学を休学していましたが、10月までの在留資格を持っていたようです。ただ警察発表時には、愛知県の住所も確認が取れていませんでしたし、いつから都内にいたかもわかっていなかった。そんな素性もよくわからない『大学生バイト』を関係者として会場に入れていたわけです。管理体制が甘いと言わざるをえません」
(出典;文春オンライン)
このように、バイトの参加者は住所を教える必要はあるものの、メールでの申告だけなので簡単にごまかせてしまうという管理体制の甘さも問題になっているようです。
きっとボランティアの希望者が一気に辞退していき、スタッフも急ピッチで集めなければならなくなったので、細かいところの体制が整っていないのでしょうね。
ですが、このようなずさんな実態が明らかになったことで、今後はバイト募集の条件などが厳しくなったり、滞在中の間も警備をされたりという可能性も高くなるかと思います。
またしても東京オリンピックの開催中によろしくない事態が起きていますが、こんな状況で無事に閉会式を迎えることができるのか心配ですね…。
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