人気お笑い芸人・ダウンタウンが司会を務めるTBS系のバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』で、毎回検証の実験台として使われる『安田大サーカス』のクロちゃんですが、5月31日に実施した「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」と題した企画を実施したところ、まさかの企画を中止すると番組側が正式に伝え、謝罪するという事態が起きました。一体この企画で何があったのでしょうか?また、クロちゃんは無事に救出されたのでしょうか?企画が中止になった理由や真相を探るべく、詳細をまとめました。
『水曜日のダウンタウン』で度々実験台にされるクロちゃん
クロちゃんは、今回実施された検証だけではなく過去何回も『水曜日のダウンタウン』内の実験の検証対象になっています。
例えば、過去に行われた【芸人のおなじみのくだり素人にフラれてもなんだかんだでやる説】では「名前間違い」のボケに対し、クロちゃんはしっかりと丁寧に突っ込みをいれてあげていたのですが、そのクロちゃんの突っ込み対応が予想以上に素晴らしかったということで「神対応」と話題になりました。
また、【SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説】ではTwitterでリアルタイムにツイートしている芸能人を張り込む企画を行っていたのですが、「ジムにいる」とツイートしたクロちゃんを追ってジムに行ったところ、本当にいたとして検証結果が出たのですが、さらにクロちゃんのいつも持ち歩いているコンビニのビニール袋の中にGPSを仕込んで、偶然を装ってわざと遭遇するという悪ふざけのようなこともしていました。
毎回検証対象として使われながらもしっかりと笑いどころを作ってくれるクロちゃんですが、この番組でクロちゃんがTwitterを多用しているということがわかったため、番組視聴者もクロちゃんのTwitterを見るだろうということを予想し、ついに次の新しい企画として「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」を実施するに至ったようです。
クロちゃん救出企画の内容は?
5月31日の1時頃、クロちゃんが自身のTwitterにて「番組の企画でクロちゃん、今、知らない部屋に閉じ込められています。番組は多分、水曜日のダウンタウンだと思うんですけど、このツイッターの情報だけでクロちゃんの居場所を特定して、クロちゃんを助けにきてください。ご協力お願いします!!」とツイートしました。
このツイートは瞬く間に拡散され、本当にクロちゃんの捜索を手伝おうとするユーザーの方々から、興味半分で冷やかしをするユーザーの方々までかなり多くの人々にツイートが見られました。
この企画のルールとして、「現在の状況&場所の特的できるヒントを随時発信し救出が来るのを待て」という紙が置かれており、クロちゃんは番組スタッフに突如目隠しをされ捕まってから閉じ込められた部屋に来るまでの経緯を細かく伝えてから、ルールが書かれた紙のとおりに部屋の作りや周りに置いてある物まで少しずつヒントを出していきました。
部屋の間取りや内装、また出前を取ってそばの味を確かめてどの地方にいるかを確かめてみたりなど、少しずつヒントを出していくにつれユーザーの方々も特定しようと必死になっていたのですが、このあたりから不穏な空気が流れ始めることに…。
クロちゃん救出企画が中止になった理由は?
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この「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」の企画が始まった当初はユーザーの方々が何か場所を特定できる手掛かりがないかクロちゃんに快く協力している様子が見られたのですが、ヒントの数が少しずつ増えていき部屋の様子や周りの音など環境のヒントなどが少しずつ明かされていくと、早とちりしてしまったユーザーの方々が一般の方の部屋のインターホンを押すなどの行為を始めたそうです。
番組サイドはこの不穏な空気を察知し「不確定な状態で直接部屋のインターホンを押すなどの行為はくれぐれもご注意ください。」と企画に参加しているユーザーに注意を促したのですが、「クロちゃんきっとここじゃね?」と不確かなまま誤情報として住所を流したり実際に一般の方の部屋のインターホンを押したりして関係のない一般の方に迷惑をかけてしまっている事態に、番組側が注意をするだけでは収拾がつかず「下手したら警察沙汰になるのでは」という懸念点が出てきてしまったためクロちゃんの救出企画を中止するに至ったそうです。
この予想外の出来事に番組側も
「開始以来数多くの誤情報により、関係のない一般の方にご迷惑をおかけする事態が発生しております。この状況を重く受け止め、この時点をもって企画を中止・終了させて頂きます。ご迷惑をおかけした皆様、並びに企画にご参加頂いた方々に深くお詫び申し上げます」
と深く謝罪し、企画は打ち切られました。また、クロちゃんは企画中止のツイートを受け
「スタッフさんから説明あって部屋から出る事になりました!探して頂いた皆さん、本当にありがとうございました!」
と、最終的にはユーザーではなく番組スタッフに救出されたのですが、救出企画に尽力してくれたネットユーザーへ感謝していました。
たしかにTwitter上でクロちゃんに関するツイートが随分と多いなとは感じていたのですが、まさかここまでの事態になっていたとは…正直驚きでした。結局このクロちゃん救出企画は予想外の迷惑行為や不穏な空気が流れたことにより打ち切られてしまい番組への苦情も多々あったようなので、おそらくこの企画は二度と行われることはないでしょう。
SNSで色々な情報が手に入ることはとても便利だとは思うのですが、今回の企画で改めて便利な反面こわい部分もあるという「ネットやSNSの怖さ」を知りましたね…。
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