人気ヴィジュアル系バンド『BugLug(バグラグ)』のボーカル・一聖(いっせい)さんが5月7日に渋谷の飲食店の階段から転落し頭部を強打し病院に緊急搬送され、緊急手術をしていたことがわかりました。一聖さんの病名は『重症頭部外傷』と診断され、現在は集中治療室で治療中だそうです。バンドとしては5月20日から全国ツアーが控えていたのですが、それも無期延期となってしまいました。一聖さんの『重症頭部外傷』という診断名はどんなものなのでしょうか?また、その現在の状態から復帰はいつ頃になりそうなのでしょうか?詳しくまとめてみました。
『BugLug』一聖についての記事はこちらにもあります。(BugLug一聖、重症頭部外傷手術後の容体と後遺症の可能性は?)
なぜこんなことに…?事件の内容とメンバーの心境
ニュースによると、人気V系バンド『BugLug』のボーカリスト・一聖さんは5月7日夜、渋谷区内の飲食店にいたようです。その飲食店の階段につまづいて転落し、頭部を強打してしまったようです。店員が救急車を呼び、すぐに都内の病院に救急搬送されて、緊急手術を受けることになりました(出典:Yahoo!ニュース)。突然の出来事にファンだけでなくメンバーも動揺を隠せないようで、ギタリストの一樹(かずき)さん・ギタリストの優(ゆう)さん・ベーシストの燕(つばめ)さん・ドラマーの将海(まさうみ)さんが以下のようにコメントをしています。
突然の出来事で俺自身も未だになにが起こったか理解できていません。
ファンの皆様にはご迷惑ご心配をおかけし、申し訳ございません。
知らせを受け、そのまま家を飛び出し、なにもわからないまま病院に向かいました。
一聖の家族に会って初めて緊迫した状況であることを理解しました。
俺の居場所はこれからも一聖の隣だけ。
もっともっと一聖に俺の隣にふさわしいギタリストって思ってもらえるように、帰ってくるその日まで、いままで以上の努力をし続けて待ち続けます。
皆さんもどうかその日まで忘れないで下さい。一樹
まずはファンの皆様、関係者の皆様に心配をかけてしまい申し訳ありません。
あの日から自分の起こすべき行動は何か、BugLugの為、ファンの皆の為にメンバーが出来る事は何か、そして何より一聖の為に出来る事は何かをずっと考えています。
俺達は一聖が必ずステージに戻ってくると信じています。
一聖自身も今現在、この瞬間にも、それを強く願い闘っています。
時には皆の力を借りる事もあると思いますが、また5人でステージに立つその日を信じて待っていてください。優
ファンのみんな、今回大きな心配をかけてしまってごめんなさい。
一聖がいつも「絶望の先に見える希望があるからこそそんな苦しい現状と戦いどんな逆境も乗り越えようとできるんだ」と言っています。
だから俺たちは希望を信じて待ちます。
そしてみんなもどうか待っていてください。
一緒にステージに立てる幸せをまた感じたいです。
必ずまた5人でステージに戻る気持ちで一聖の回復を信じます。
だからみんなも信じて回復を願っていてください。燕
今回の発表で驚きと悲しみがあったと思います。
一聖が戻ってくるとおれらは強く信じてるので今おれらができることを模索しつつ、一聖が戻ってきた時に居心地が良く感じれる場所をファンの人達も含めみんなで作って待っててあげたいと思います。
なので今は辛い状況かもしれませんが温かく見守っていて欲しいです。
一聖も今闘っていると思うからおれらも頑張って前を向いて闘います。将海
一聖さんは現在も集中治療室で治療中で、面会も親族の方のみしか許可されていない緊迫状態が続いています。病院側からも、『重症頭部外傷』と診断されたことのみしか発表されていないため、詳細はまだわかっていません。
一聖さんの事故を受け、BugLugは今後控えていたインストアイベントや、5月20日から始まる全国ツアー『Re:GAMBLING JAPAN TOUR-Encore-』の全公演を無期延期にすることを発表し、今後の予定は全て未定となってしまいました。あまりの突然の出来事、そしてかなりの重症だという事態にファンも関係者も騒然としてしまっていますが、一聖さんが診断された病名はどのようなものなのでしょうか…?
『重症頭部外傷』とは?
まず、頭部外傷には『軽傷頭部外傷』と『重症頭部外傷』の2種類があります。重症頭部外傷とは、外傷によって起きた脳損傷(=脳外傷)のことで、頭の表面の大きなコブや出血・頭蓋骨骨折などとは別のものです。
例えば、上の画像の図-1の状態を見てみましょう。こちらは頭部に出血などがあっても、呼びかけると反応する・目を開く・言葉を話せる状態のいずれかが可能である状態が確認されれば、頭部に大きな損傷はないとして、『軽傷頭部外傷』と診断できます。
しかし、図-2の状態を見てみましょう。こちらは、仮に頭部に傷などがなかったとしても、痛いことをしても目を開くこともなく。言葉も出ず、何かしらの反応もしない「昏睡状態」であるとされます。こちらの呼びかけにも反応しない昏睡状態はかなりの重症だと考えられるため『重症頭部外傷』と診断されます。
一聖さんはこの図-2にあたる『重症頭部外傷』と診断されたので、かなりの重症だといえるでしょう。さらにこの『重症頭部外傷』の状態は医師でも救命できないこともあり得ることや事件が発生してから3日が経った現在も集中治療室で治療中ということから、今はかなり緊迫した状態だといえるでしょう。
『重症頭部外傷』と診断され、また「救命できないこともあり得る」と言われていても、一聖さんが現在どのような容体なのかまでは詳しくわからないため、助かるのかどうかなどは今はなんとも言えません。しかし、もちろん復帰できるほどに回復する場合もあるので、その場合はどうなるのかなども調べてみました。
一聖とBugLugの復帰はいつ?
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『重症頭部外傷』と診断されてしまっても、一命をとりとめ回復している人ももちろんいます。しかし、復帰できる状態にまで回復するにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
成人の重症頭部外傷は、ほとんどの場合は6カ月以内に回復しますが、最長だと回復するまでに2年かかることもあるようです。さらに、完全に回復する場合もあれば、程度の差はあるとしても永久的な問題や機能障害が残る場合や、最悪亡くなってしまう場合もあるようです(出典:メルクマニュアル医学百科家庭版-頭部外傷の基礎知識)。つまり、その人の外傷の程度によって完全に回復する場合も後遺症が残る場合もあるということです。その後遺症もどのような障害が起きるかも、脳のどの部分に損傷が起こったかによって変わるようなので、非常にこわいですね…。
一聖さんは『BugLug』のボーカリストとして活動しているので、表現力や歌唱力に関わる後遺症が残らずにいてほしいと願う部分もありますが、それ以前にこれまでのように活動できるのかということが一番心配なところです。
「生きていればいつどこで何が起こるかわからない」とは言いますが、一聖さんの体が少しでも良い方向に回復してくれることを、今はただ願うばかりです。そしてまた元気な一聖さんと『BugLug』のライブが見れることを期待して、信じて待ちましょう。
『BugLug』一聖についての記事はこちらにもあります。(BugLug一聖、重症頭部外傷手術後の容体と後遺症の可能性は?)
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