世界的に活躍していたベテラン俳優の千葉真一さんが、コロナウイルスによる肺炎のため、82歳で亡くなってしまいました。
千葉真一さんは、ワクチンを接種していなかったとのことですが、その理由はワクチンを打ってはいけないような持病があったからなのでしょうか?
また、千葉真一さんは以前から水素水へのこだわりがあったのですが、それがワクチン接種をしなかったことと関係もあるのだとか…!
その詳しい情報も含め、詳細をまとめました!
千葉真一がワクチン接種しなかった理由は持病があったから?

千葉真一さんは、コロナウイルスによる肺炎が悪化したことで亡くなってしまったとのことですが、千葉真一さんはコロナウイルスのワクチンを接種していなかったということが明らかになりました。
千葉真一さんのご自宅や入院していた病院があったのは、千葉県君津市です。
千葉真一さんの住む千葉県君津市は、ワクチンの接種率が非常に高かったことがわかっています。
75歳以上の君津市民のうち、実に8割以上の方が2回目のワクチン接種まで終わっていることが判明しています。

そこまで接種率が高かったのに、千葉真一さんがワクチンを接種しなかったのは何故なのでしょうか?

千葉真一さんは、実は喘息持ちだったということが分かっています。
2007年7月16日に俳優引退の会見を開いた際、千葉真一さんは以下のようにコメントしていました。
NHK大河ドラマ『風林火山』で演じている板垣信方役に燃え尽きたという千葉は「昨日(15日の放送)が板垣の最後で。板垣の死とともに千葉真一を葬り去りたい」と改めて俳優引退を宣言。
「喘息の持病を持っていて、大河ドラマ(の収録)で息切れした」と体力面の限界をあげ、故・深作監督の「演出の要求に笑顔で応えられないと俳優引退だ」という言葉も引退の要因にあげた。(出典:oricon)
このように、千葉真一さんは喘息で息切れをしていながらも、大河ドラマの撮影を乗り切っていたことが分かりました。
ですが、喘息という持病があるとワクチンは接種できないのでしょうか?
結論から言うと、新型コロナワクチン接種は、喘息持ちの方でも受けられると発表されています。
受けられない方というのは、
①明らかに発熱している方
②重い急性疾患にかかっている方
③本ワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往のある方
④上記以外で予防接種を受けることが不適当な方
これに当てはまる人ということなので、むしろ喘息症状が不安定な方は特に接種を検討するよう勧められています。
なので、千葉真一さんはワクチン接種を受ける分には問題なかったはずです…!
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千葉真一がワクチン接種しなかった理由は本人の意思?

それでは、千葉真一さんは喘息持ちでもワクチンの接種は問題なくできたはずなのに、なぜワクチン接種を希望しなかったのでしょうか?
Yahoo!ニュースによると、千葉真一さんがワクチンを接種していなかったのは本人の意思だったということが書かれています。
千葉さんは特に持病もなく、たばこも吸わなかった。コロナワクチンは「俺は元気だから」と受けていなかった。
(出典:Yahoo!ニュース)
「俺は元気だから」と言い、受けていなかったとのことですが、酸素吸入を続けても回復せず、最終的には意識もなく話すこともできない状態だったようです。
おそらく、コロナウイルスに感染した初期症状は軽かったのでしょうね。
でも、そこから症状が悪化していって最終的に肺炎が悪化し亡くなってしまいました。
いくらご本人の意思とはいえ、やはり亡くなってしまってはどうしようもできません。
千葉真一さんが亡くなってしまったことに対し、『羽鳥慎一モーニングショー』に出演していた感染症学が専門の日本医科大特任教授・北村義浩氏は、「ワクチンは受ける機会があれば、みなさん、是非、受けていただきたい」と呼びかけていました。
やはりワクチン接種をすると感染の重症化は防げる確率が高いということなので、できることなら接種はしておいた方が安心のようです…!
千葉真一がワクチン接種をしなかったことと水素水との関係は?
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千葉真一さんは、ご自身の意思でワクチン接種を希望しなかったことが分かりましたが、その理由として少し気になったことがありました。
それは、千葉真一さんが「水素水」に関して以前からかなり熱心だったということです。


そのために普段から水素水を飲んでいます。
と語るように、千葉真一さんは、水素サプリの広告にも出演したり、健康博覧会にも登壇したりしていて、水素水を飲むことが自分の健康への自信にも繋がっていたようです。
ですが、水素水は一部で「似非科学」と揶揄されているようで、やや攻撃的な意見もあるようです。
また、最近は「水素水に熱心な人は反ワクチンである」という偏見が強そうに思われるような意見も出ていたりします。

水素水の本当の効果がどのようなものかは分かっておらず、先ほどご紹介したような意見も科学的な根拠がないので、本当の水素水の効果はコロナウイルスと関係があるのかも分かっていませんが、千葉真一さんは自分の健康に自信があり、コロナワクチンを接種しなくてもコロナウイルスに打ち勝てると考えていたのかもしれません。
千葉真一も1日1食 pic.twitter.com/4uGKmw33tS
— 花魁 (@delpip_spej) March 5, 2021
また、千葉真一さんは1日1食生活もしていたようで、好きなものを食べつつも1日1食生活は69歳の頃から欠かさずに続けていたようです。
さらに、千葉真一さんは2019年12月19日に千葉県千葉市の健康大使に就任しています。
その千葉市役所で行われた任命式に出席した千葉真一さんは、自身の健康法について

と、やはり健康にはかなり気をつけていた分、自信も持っていたようです。
そういったこともあって、「自分にはこれまでの健康法があるからコロナウイルスに打ち勝てるはず」という希望もあったのかもしれませんね。

結果的にはコロナウイルスの猛威には勝てず亡くなってしまった千葉真一さんですが、やはりネット上の声で多く集まっていたのは「ワクチンは接種しておいた方が良い」という声が多く上がっていました。
是非ワクチン接種ができる方は接種をお勧めしたいと思うと同時に、千葉真一さんのご冥福をお祈りいたします。
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