【動画】リオ五輪閉会式で安倍首相が「安倍マリオ」になった理由と海外の反応

阿部マリオ_リオ五輪閉会式

2016年8月21日にリオデジャネイロ・オリンピックの閉会式が行なわれたが、そこで登場した「安倍マリオ」に注目が集まっている。これまでの五輪での閉会式では通常、次の開催都市が美しいパフォーマンスをして観客を楽しませるといったものだった。しかし次の2020年に東京オリンピックが行われる日本のパフォーマンスは、美しいだけでなく日本国民も海外の人々も予想外の演出をし、世界中の人を驚かせるものになったのだ。なぜ日本がこのような演出をし、安倍晋三首相が「安倍マリオ」になったのかという理由や、この今までにない予想外の演出を見た海外の反応はどのようなものだったのだろうか?

 

【動画】「安倍マリオ」登場で日本が驚きの演出

 

阿部マリオ_リオ五輪閉会式

出典:huffingtonpost.jp

 

ブラジル・リオデジャネイロで行なわれた今回の五輪では、日本人選手がこれまでの五輪史上最多の41枚のメダルを獲得したことで大きな話題となった。

そんな大いに盛り上がりを見せたリオ五輪も8月21日に閉会式を迎え、次の開催国である日本がパフォーマンスを見せることとなった。

 

オリンピック旗が東京の新たな都知事である小池百合子氏に手渡され、国家「君が代」を斉唱した後、映像が流れた。

この映像から安倍晋三首相の登場までが、大いに注目を浴びる事となったのだ。

 

海外観光客から注目されている東京の渋谷、浅草寺の雷門、東京スカイツリーなどが選手と共に移されながらも、それに引けを取らないくらいの存在感を見せつけていたのは、キティちゃんやドラえもん、「キャプテン翼」の大空翼、ゲームキャラクターのパックマンなどの、日本が誇るポップカルチャーのキャラクターたちだ。

しかし、世界中の観客を一番驚かせたのは、極めつけに土管から登場した「安倍マリオ」なる安倍晋三首相がマリオになって登場するというシーンだった。

 

その驚くべき「安倍マリオ」登場の瞬間が映された動画をご覧いただきたい。

 

 

このように、リオ五輪閉会式で日本が見せた演出はこれまでにないユニークな演出で、さらにAR(拡張現実)というデジタル技術で、CGと現実世界を融合させた最先端技術を用いて斬新なパフォーマンスを見せたことにより、世界中に大きな注目を浴びせた。

 

 

大絶賛!「安倍マリオ」を見た海外の反応が日本よりも凄かった

 

阿部マリオ_海外の反応

 

このリオ五輪での閉会式は、日本国民も絶賛をしていたが、海外ではさらに絶賛をしている声が数多く上がっていた。

それもそのはず、今や日本のアニメやゲームなどのサブカルチャーが大好きな外国人は年々増えていて、そういったアニメファンやゲーマーなら誰もが知っているようなキャラクターが続々と登場したのだ。その上、日本のリーダーである安倍首相がマリオの姿で登場するというのだから、こういった粋な演出は海外に大受けだったようだ。

 

実際に海外の人々がこの閉会式を見てどのような反応をしていたかというと…

 

「Japan’s Prime Mister arriving to the Rio Olympics as Super Mario! I like the looks of the next Olympics. (日本の首相がスーパーマリオになってリオオリンピックにやってきた!次のオリンピックの雰囲気好きだな)」

 

「OH MY GOODNESS. The PM of Japan entered #ClosingCeremony for #RiotoTokyo dressed as Mario on top of a warp pipe. (なんてこった。日本の首相がマリオの格好で時空を越える土管を通って閉会式に登場したぞ)」

 

「THE PRIME MINISTER OF JAPAN JUST COSPLAYED AS SUPER MARIO IN FRONT OF THE WHOLE WORLD THATS THE BEST THING IVE EVER SEEN (日本の首相が、スーパーマリオのコスプレをして全世界の前に現れた。こんなすごい光景見たことない!)」

 

「That was the prime minister of Japan, dressed as Mario, emerging from a pipe. What a world we live in (これは日本の首相で、マリオの格好をして土管から現れた。私たちはなんてすごい世界に住んでいるんだろう)」

 

「The Prime Minister of Japan just came out of a pipe like Super Mario AND IM NOT EVEN HIGH (日本の首相がスーパーマリオのように土管から現れた…。ハイになってないのにすごい光景が見える)」

 

「This is a politician I can get behind… (この政治家、支持したくなる…!)」

 

「So… Japan played the Mario Bros. level complete song to end the #ClosingCeremony?? I can’t wait for #Tokyo2020… (日本のパフォーマンスがマリオブラザーズだった。2020年大会が待ちきれない…)」

(出典:Twitterより一部抜粋)

 

このように、特に海外の若者は大絶賛の嵐だった。

 

また、安倍首相がマリオになって登場したことがやはり強く印象に残ったようで、

 

「マリオカートをオリンピックの競技にしてくれ!」

 

と願う声が出るほどだったようだ。

こういったところは実に海外の人々が言いそうなコメントだ。

しかし、こうして世界中の人々の注目を大いに集めた日本の演出は見事に成功したと言えるだろう。

 

 

日本はなぜ「安倍マリオ」をはじめキャラクターをこんなに登場させる演出をしたのか?

 

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こうしてリオ五輪の閉会式では、また日本のパフォーマンスも世界中から注目され次のオリンピックが大いに期待されるかたちで幕を閉じた。

しかし、なぜ日本はこうした日本のキャラクターなどを登場させ、安倍首相自身もスーパーマリオとなって登場するという演出をしようと思ったのだろうか?

 

安倍首相は式後、このような演出をした理由について「日本のキャラクターの力を借り、日本のソフトパワーを示したかった」と述べていた。

 

 

日本に来る海外観光客

出典:ECのミカタ

 

たしかに、日本は特に海外の若者からはアニメやゲームなどのサブカルチャーで大いに注目されており、現に日本に来る海外からの観光客は、日本旅行の目的として「アニメ・マンガ・ゲーム等サブカルチャー関連のの買い物・サービス」という目的で来る人々の割合が上の資料画像を見てわかるように、かなり多いということがわかる。

 

以前(といってもだいぶ前の話だが)日本は、海外の観光客へのアピールとして、主に日本で見られる四季折々の風景や、京都や鎌倉で見られる神社や寺院などの日本特有の観光スポットをおすすめしていた。

しかし、一時期からアニメやマンガ・ゲームなどが海外の若者から大いに注目されるようになり、それ以降は日本のアピールとしてサブカルチャーを全面的に押し出す部分もあったり、アピールする場所も秋葉原や渋谷などのように変わっていったのだ。

そういったことから、オリンピックだけでなく日本という国にさらに興味を持ってもらうためにもああいったアニメ・ゲームキャラクターを登場させるという演出を考えたのだろう。

そして今後も海外からの観光客が増え、東京オリンピックが開催される2020年にさらに海外からの観光客が増えれば、日本経済も回復の兆しが見えてくることにもなる。

今回のリオ五輪での閉会式、そして「安倍マリオ」の効果が今後どういった影響力があったのかは、今後の海外からの反応で明らかになってくるだろう。

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