THE MUSIC DAYでの『THE YELLOW MONKEY(イエモン)』のライブがすごい!【動画】

THE YELLOW MONKEY

2016年1月、長きにわたり活動休止をしてきた大人気のロックバンド『THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー / イエモン)』が15年ぶりに活動を再開し、かつてのファンを大興奮させました。そのイエモンが、なんと約15年半ぶりということで『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』にてテレビ出演を果たしたのですが、久しぶりすぎるテレビ番組出演にもかかわらず、「さすが大御所バンド!」と言える凄まじいパフォーマンスを披露したことにより、活動再開を待ち望んでいた一般のファンだけでなく、有名芸能人や『THE MUSIC DAY』の出演アーティストなど、多くのファンを魅了しました。そんなイエモンですが、なぜこんなにも長く活動を休止していたのでしょうか?そして活動を再開した理由とは…?2016年7月2日に放送された『THE MUSIC DAY』にて圧巻のライブを見せてくれた動画と共に、それら気になる詳細も含めてご紹介します!

 

バンド結成から28年!『THE YELLOW MONKEY』の軌跡

 

THE YELLOW MONKEY

出典:『THE YELLOW MONKEY』Official website

 

ボーカル・ギターの吉井和哉(よしいかずや)さん、ギターの菊地英昭(きくちひであき)さん、ベースの広瀬洋一(ひろせよういち)さん、ドラムの菊池英二(きくちえいじ)さんの4人で、1988年に結成した『THE YELLOW MONKEY(イエモン)』。

このバンド名である「イエロー・モンキー」という言葉は、古くは西洋圏で”東洋人”を意味する言葉でした。「ダサくてシニカルな名前にしたい」と考えていた吉井和哉さんによって、結成前から命名されていたという『イエモン』は、吉井さんが辞書で自身のアルファベットの頭文字である「Y」から始まる英語を探していたことから命名されました。

1988年にバンドが結成され、1992年にはメジャーデビューし、メジャーに出てからはライブの動員数がイ伸び続ける一方でチケットは毎回完売状態。さらにCDが発売されれば毎回飛ぶように売れて大ヒットという、一見すると常に昇り調子で来たように思えるイエモンですが、実はデビューしてから3年間は思うように売れず、バンドの方向性について常にメンバーとスタッフでミーティングを重ねる毎日だったようです。そしてディレクターである宗清氏と「10万枚で終わるか、オリコン1位を目指すのか」という話し合いをした時、メンバーが「オリコン1位を目指す」という答えを出し、これを機にしてチャート向けな楽曲作りに路線変更することとなりました。

1995年1月にリリースされた、メジャーデビュー後5枚目となるシングル『Love Communication』はまさにヒット曲を意識して制作された曲だったのですが、メンバーの目論見通りの結果となる大ヒットを記録し、以降リリースされたシングルやアルバムはオリコン初登場1位を獲得し、さらにはミリオンセラーを記録するほどに大人気バンドとなったのです。

大ヒットを記録してからというもの、ライブでは常にチケットが即完売し、レコーディングやツアーもかなり精力的に活動を行っていたイエモン。1998年には「PUNCH DRUNKARD TOUR」という大規模なツアーが始まり、過労によって倒れた吉井和哉さんが病院へ運ばれてしまうという事態にまで陥ることがありながらも、ツアーを止めることなくただひたすらに活動してきていました。

しかし、実はこのツアーが終了した後からバンドの存続が危うい状態へと崩れ始めることに…。

 

 

【真相】実は解散していた?!THE YELLOW MONKEYが活動休止していた理由とは…

 

イエモン解散

 

大成功をおさめた「PUNCH DRUNKARD TOUR」ツアー終了後、休養期間に入った『THE YELLOW MONKEY』。吉井和哉さんは「とにかくバンドを続けていくために、2000年はシングルを多くリリースする」という方針を決定し、「バンドの色々なことを1つずつ直していきたい」ということで外部のプロデューサーを導入していったのですが、バンドの狙いとは逆にプロデューサー陣は「このままがいい」として、結果的にあまりバンドサウンドに変化をもたらす指示はしてもらえなかったのだそうです。

さらに、アルバム『8』の制作のためロンドンに向かったものの、メンバーが多忙だったため、スタジオには吉井さん1人しかいないという状況が続き、メンバーとの温度差を感じ始めた吉井さん。そして帰国後、社長を含む事務所関係者を集めて「俺をクビにしてくれ」と頼み、バンドへの不満を投げかけたのです。

結果的にバンドは存続されたものの、吉井さんのバンドに対する気持ちは変わることなく、2001年に行われた初の東京ドーム公演の裏ではメンバー同士で会話をすることもなく、淡々と行われていたそうです。

そして2001年にバンド活動を休止させ、メンバーはそれぞれソロ活動をすることとなったのです。

 

ファンはずっと活動を再開してくれる日を待ち望んでいたものの、2004年7月7日、『THE YELLOW MONKEY』は解散してしまいました。

 

吉井和哉さんは解散に至った理由として、

「解散を伝えたその日に会って、近況を聞いてみたら、皆それぞれやりたいことがあって、バンドに戻れる状態じゃないと思った。各々好きな事をやりながら、年に一回アルバムを作ってライブをするという意見もあったけど、僕にとってこのバンドっていうのは、それじゃ駄目だった」

「疲れもあるけど、メンバーがどうこうなんて言えない。バンドを解散させるのは辛いし、メンバーは最高だから、別れるのは寂しいし、心細いんだけど、とにかく解散は僕の我儘で、僕の責任」

と語っていました。しかし、他のメンバーは

「吉井を追い込ませて、感情を吐き出させてやれなかった。もっと力になってやりたかった」

と語り、お互いを擁護する発言が目立っていたので、バンドメンバー全員が『THE YELLOW MONKEY』というバンドを解散させてしまう事態になってしまったことを悔やんでいる様子が見えました。

ですが解散という事実は消えず、メンバーそれぞれソロ活動を行っていたのですが…。

 

2016年1月、『THE YELLOW MONKEY』はまさかの復活を遂げるのです。

その理由は詳しくは語られていませんが、一部では「眞鍋かをりさんとの再婚から生活資金を稼ぐために活動再開したのではないか」なんていう噂が立っているようです。

これは吉井和哉さんが去年、タレントの眞鍋かをりさんと再婚したことによる噂なのですが…。吉井さんには眞鍋さんとの間の子供の他に、前の妻(明らかにはなっていないが、一般人の女性)との間に4人の子供がいます。そのため、たしかにお金は必要だとは思うのですが、「吉井さんの家庭事情が大変だから」などという理由だけで伝説のバンドが再結成されるとはまず思えないですし、吉井さんはソロでも活動していたのでこの理由はおそらくアンチの方が広げたデマだったのではないかと思います。

一番有力な活動再開理由としては、以前から復活する予定にはなっていたが、申年のタイミングに合わせるためということかなと思います。

そう考えた理由として、『THE YELLOW MONKEY』は解散された後もライブDVDやトリビュートアルバム、ベストアルバムなどがリリースされていましたし、YouTubeの公式チャンネルの開設やスマホ向け公式サイトがオープンするなどの動きを見せていたからです。

そして再開時期が2016年1月8日というタイミングになったのも、2016年が申年であるということと、復活を遂げた1月8日がバンドの活動休止をした日だったという2点が大きく絡んでいるからだと思います。

ですがバンドが結成されてから約28年が経った今、こうしてまた『THE YELLOW MONKEY』の姿が見れるのは素直に嬉しいです!

 

 

 

【動画】「THE MUSIC DAY 2016 夏のはじまり。」での『THE YELLOW MONKEY』のライブがすごい!

 

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本題に入るまでの前置きが長くなりすぎましたね…。

でも、この『THE YELLOW MONKEY』の久しぶりすぎるライブ映像を見るには、やはり感動を味わっていただきたいので今までの軌跡もご紹介する必要があったと思ったのです。こんなにいくつものドラマのあるバンドは、そういるものではありませんからね。

そして約15年半ぶりにテレビ出演した『THE YELLOW MONKEY』のパフォーマンスが始まる前、有名芸能人の方がイエモンの活動再開をどれだけ待ち望んでいたかを熱く語るシーンや、メンバーそれぞれのバンドに対する思い入れや「このバンドしかない」という熱い気持ちも紹介されていました。そして吉井和哉さんは「日本のバンドの”国宝”でありたい」という、バンドに対する強い想いを明かしてくれました。

そんな色々な思いを込めて再集結された『THE YELLOW MONKEY』の感動のパフォーマンスをご覧下さい!(下のサムネイルクリックで動画リンク先へ飛びます。)

 

イエモンライブ

 

いかがでしたか?ブランクを感じさせない圧巻のパフォーマンスですね…!本当に全盛期だった頃から体格的にももちろん演奏や歌声も衰えを感じさせることのないステージで、1曲目の『SPARK』は特にテンションが上がる曲ですし、2曲目に披露された『バラ色の日々』は再集結された喜びに浸って感極まってしまうほどでした。

約15年ぶりの復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』は、今後どれくらい活動を続けるのかわかりませんが、せっかく伝説のバンドが復活してくれたので、できる限り長く活動してくれることをただ願うばかりです!

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